Friday, November 29, 2013

遼は15位タイに浮上「この位置でもあきらめずに」




2011年11月26日18時12分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 高山 忠洋 -11
2 宮里 優作 -10
3 小平智 -7
4 小田 孔明 -6
上井 邦浩 -6
6 尾崎 直道 -5
薗田 峻輔 -5
上田 諭尉 -5
9 冨山 聡 -4
白 佳和 -4


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9番で3連続となるバーディ奪取!(撮影:岩本芳弘)








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カシオワールドオープン 3日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,280ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」は3日目の競技を終了。昨日、スコアを落とし1オーバー24位タイに後退してしまった石川遼だったが、この日はアグレッシブなプレーをみせ、15位タイまで順位を上げた。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 石川は2番パー3でボギーを先行させると、続く3番でもスコアを落とす苦しい立ち上がり。その後は4番で初バーディを奪うも、7番でティショットを右に曲げると、そこからリカバリーに失敗しボギー。悪いムードが漂ったかに思われたが、7番パー5で90ヤードの3打目をベタピンにつけバーディ。そこからショットが冴え3連続バーディを奪取し、出足の悪さを挽回する。

 後半に入っても13番、14番でスコアを伸ばしていく。上がり3ホールでは惜しくもバーディパットが決まらずスコアを伸ばせなかったが、硬いグリーンでも積極的にピンを狙いにいくアグレッシブなプレーをみせギャラリーを大いに沸かせた。

 「全体的にパッティングも良く、ドライバーも飛んでいました」と内容には満足の様子。後は結果につながるのを待つのみだ。「明日も今日と同じようにアグレッシブに攻められれば。この位置ですが、最後まであきらめずにプレーします」と力強く語った石川。首位とは9打差、逆転優勝そして賞金王はかなり困難な状況になったが、その先を見据え猛チャージで明日も大会をアツくさせる。

【3日目の順位】
1位:高山忠洋(-11)
2位:宮里優作(-10)
3位:小平智(-7)
4位T:上井邦浩(-6)
4位T:小田孔明(-6)
6位T:尾崎直道(-5)
6位T:薗田峻輔(-5)
6位T:上田諭尉(-5)
9位T:藤田寛之(-4)他2名

15位T:石川遼(-2)他8名

宮里優作、1打差で最終日へ!「楽しみたいです」




2011年11月26日19時10分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 高山 忠洋 -11
2 宮里 優作 -10
3 小平智 -7
4 小田 孔明 -6
上井 邦浩 -6
6 尾崎 直道 -5
薗田 峻輔 -5
上田 諭尉 -5
9 冨山 聡 -4
白 佳和 -4


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今週は淡々としたプレーで気負いはない(撮影:岩本芳弘)








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カシオワールドオープン 3日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,280ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の3日目。宮里優作が悲願の初優勝に向け踏ん張った。2打差の2位からスタートした宮里は、前半をイーブンパーでまとめると、後半でスコアを伸ばし首位の高山忠洋との差を1打縮めた。

遼は15位タイに浮上「この位置でもあきらめずに」

 これまでは優勝争いになると「気負ったり力が入ってしまう」という宮里だったが今回は違う。「結果を気にせず、最終戦を楽しみたいです」と優勝を意識せず自然体で最終日に臨む。「悪いショットをしてもストレスが溜まらない」、重圧をはねのけ最後まで楽しみ切れれば栄冠をつかむことができそうだ。

 妹の宮里藍からは初日が終わった後、2行の“ナイスプレー。頑張って”という内容のメールが届いたそうで、「忙しかったんですかね」と苦笑。「明日しっかりまわっていい報告ができれば」と意気込んだ。

【3日目の順位】
1位:高山忠洋(-11)
2位:宮里優作(-10)
3位:小平智(-7)
4位T:上井邦浩(-6)
4位T:小田孔明(-6)
6位T:尾崎直道(-5)
6位T:薗田峻輔(-5)
6位T:上田諭尉(-5)
9位T:藤田寛之(-4)他2名

15位T:石川遼(-2)他8名

高山忠洋が首位をキープ、今季2勝目なるか




2011年11月26日19時21分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 高山 忠洋 -11
2 宮里 優作 -10
3 小平智 -7
4 小田 孔明 -6
上井 邦浩 -6
6 尾崎 直道 -5
薗田 峻輔 -5
上田 諭尉 -5
9 冨山 聡 -4
白 佳和 -4


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単独首位で最終日を迎える高山忠洋(撮影:岩本芳弘)










カシオワールドオープン 3日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,280ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の3日目。2日目に単独首位に立った高山忠洋は前半スコアを落としたものの、後半取り返しスコアを2つ伸ばしトータル11アンダーで首位をキープした。1打差の2位には宮里優作、3打差の3位には新鋭、小平智がつけている。

高山忠洋の今季成績

 高山は「ショット自体はそんなに良くないんですが、最後でなんとか伸ばせて良かったです」とほっと一息。しかし、「ここ最近で一番悪いのでどう転ぶか分かりませんね。気合で真っ直ぐ飛ばしている感じです」とまだまだ気が抜けない。「みんな最初からガンガンくると思うので慌てないように。今日も練習して立て直したい」と兜の緒を締めなおした。

 2位の宮里と優勝争いをするのは03年の「JCBクラシック仙台」以来。宮里は自身が主将の野球チーム“フィールドオブドリームス”のチームメイト。「野球仲間だけど、どんなゴルフをするか楽しみですね」、悲願の初優勝に向け静かな闘志を燃やす宮里との対決を心待ちにしているようだった。高山の開幕戦以来となる今季2勝目か、宮里の初優勝か、それとも他の選手が大逆転劇をみせるのか。なお、高山は勝てば賞金ラング2位まで浮上する。

【3日目の順位】
1位:高山忠洋(-11)
2位:宮里優作(-10)
3位:小平智(-7)
4位T:上井邦浩(-6)
4位T:小田孔明(-6)
6位T:尾崎直道(-5)
6位T:薗田峻輔(-5)
6位T:上田諭尉(-5)
9位T:藤田寛之(-4)他2名

15位T:石川遼(-2)他8名

遼らツアープロが直々にレッスン!「カシオワールド」ジュニアクリニック




2011年11月26日19時31分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 高山 忠洋 -11
2 宮里 優作 -10
3 小平智 -7
4 小田 孔明 -6
上井 邦浩 -6
6 尾崎 直道 -5
薗田 峻輔 -5
上田 諭尉 -5
9 冨山 聡 -4
白 佳和 -4


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石川は、片足で立ち沈み込みながら体を回転するトレーニングを伝授(撮影:岩本芳弘)







カシオワールドオープン 3日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,280ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」3日目。この日は会場のKochi黒潮CCの練習場で石川遼井上忠久谷昭範谷原秀人丸山大輔兼本貴司横尾要ら出場プロによるレッスン会、ジュニアクリニックが行われた。

高山忠洋が首位をキープ、今季2勝目なるか

 参加したのは一般公募で集まった5歳から15歳のジュニアゴルファー20名。年齢に幅があるため力量もばらばらだが、大勢のギャラリーが見守る中、プロから直にアドバイスをもらうことができたジュニアたちは最初は緊張していたものの、皆徐々にほぐれ笑顔でボールを打っていた。プロたちも試合でみせる厳しい表情とは違う、温和な顔でジュニアたちをレッスン。観ているこちらも、心が温まるレッスン会だった。

 石川は3人の子供たちをレッスン。その内の一人、香川県から来た13歳の難波綜一くんは「緊張したけど楽しかったです」と笑顔。片足で立ち、沈み込みながら体を回転するトレーニングを伝授され「絶対にやってみようと思います。上手くなれると思うので」と顔を輝かせていた。石川のトレーナー・仲田健氏によればこの運動は「太もものと尻の筋力強化とバランス能力の向上」の効果があり、股関節に体重を乗せるというゴルフの中でも重要な要素を体感できるすぐれもので、石川も15歳の時から続けているそうだ。

 石川は「みんな上手かったので、特別どうこうというのはありませんでした。子供たちにはショットが曲がることなどを気にせずに、思いっきりボールを打って、球が飛ぶ楽しさを感じて欲しいですね」とコメント。石川が伝えたかったことは、きっと子供たちの心にも届いただろう。彼らの笑顔を見てると心からそう思うことができた。